施設・設備の共用
重粒子線がん治療装置(HIMAC)など放医研特有の施設・設備を、産業界や大学、研究機関など外部機関の利用に供します。
共用の施設・設備として選定し共用に供しているのは、現在、重粒子線がん治療装置(HIMAC)、PIXE分析装置(PASTA)および中性子発生用加速器システム(NASBEE)生物照射室(CV環境)です。これら以外の施設・設備については、利用希望がある場合、個別に対応することにしています。
1.共同研究
当該施設・設備を利用して研究所が研究所以外の者と契約を締結し、 共同で行う研究をいう。
2.共同利用研究
重粒子線がん治療装置(HIMAC)によるがん治療を行わない時間帯を使用して、HIMACを用いた重粒子線照射実験を中心とした研究で、毎年度一般の研究機関、大学などから研究課題を募集し、採択された課題について応募した機関と放医研との共同利用研究として行う研究をいう。
3.受託業務
- 受託研究
当該施設・設備を利用して研究所が研究所以外の者の委託に基づいて行う研究をいう。 - 設備利用
加速器利用の場合のように放医研の職員等が加速器を運転しビーム照射を行うなど、当該施設・設備の利用を直接的にサポートし、外部利用者に使用させることをいう。 - 受託試験
当該施設・設備を利用して研究所以外の委託に基づいて行う試験をいい、上述の「設備利用」の他、実験を行い、データの提供及び場合により試験報告書等を提出することをいう。
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