世界初の呼吸同期3次元スポットスキャニング照射研究治療施設を公開

平成23年1月11日
独立行政法人 放射線医学総合研究所

ポイント

独立行政法人 放射線医学総合研究所(理事長:米倉義晴、以下「放医研」)では、新しい治療システムを備えた新治療研究棟の竣工披露式典を行います。 本式典に先立ち、報道関係者の皆様方に新治療研究棟の内部を公開し、本施設で実施する次世代の重粒子線がん治療の内容を紹介致します。

新治療研究棟では、次世代の照射システムである3次元スポットスキャニングと呼吸同期照射法を組み合わせた照射法による臨床研究を行います。この照射法では、呼吸に伴って動くがん病巣を細い炭素ビームでがん病巣を一筆書きで塗りつぶすように照射するため、複雑な形の病巣でも照射可能となり、さらなる線量の集中性、および副作用の低減を実現します。

本照射技術は世界初の技術であり、今後、日本発の重粒子線がん治療技術が世界に展開するうえで、重要な技術となるものと考えられます。

なお、当日は関係するご来賓の出席の下、竣工披露式典も執り行われます。
報道関係者の皆様方には、多数の取材を賜りますようご案内申し上げます。

取材ポイント 1.新治療研究棟

  1. 日時:平成23年1月14日(金) 11:00~13:30
  2. 公開場所:放射線医学総合研究所 (千葉市稲毛区穴川4-9-1) 新治療研究棟
  3. 報道関係者の集合・受付場所・控室:重粒子治療推進棟2F 大会議室

取材可能な主な施設

1.新治療研究棟の外観と内部

建屋の外壁は周辺の環境に配慮した壁面緑化を取り入れています。内部には水平・垂直高速3次元スポットスキャニング照射ポートを備えた治療室が2室あります。

(新治療研究棟全景)

(3次元スポットスキャニング照射方法の概念図)

がん病巣を細い筆(ペンシルビーム:ほぼ鉛筆の太さの重粒子線)で塗りつぶすように照射するので、どんな複雑な形の標的でも照射できます。

2.加速器本体から新治療研究棟までの重粒子線ビームライン

新治療棟は加速器本体からビームを取り入れるため、地下トンネルでつながれています。

3.治療室:ロボットアームで作動する治療台

患者さんの照射位置や治療を迅速に行うため、ロボットアームで操作できる治療台です。

(新治療研究棟のシミュレーション室内に設置されている、ロボットアームで操作できる治療台の写真)

説明者

  1. 重粒子線がん治療の医学的な説明:鎌田 正 重粒子医科学センター長
  2. スキャニング照射等次世代重粒子線がん治療装置の説明:野田耕司 物理工学部長

取材ポイント 2.新治療研究棟の竣工披露式典

場所:放射線医学総合研究所 (千葉市稲毛区穴川4-9-1) 新治療研究棟1階ロビー

14:00~14:19 開式・理事長挨拶・来賓祝辞
14:24~14:29 テープカット
14:29 閉式

※下線部は取材可能

  1. 事前に以下の取材登録先までご連絡をお願いします。
  2. 当日は、10:30~11:00 の間に放医研正門守衛所で入構手続後、重粒子治療推進棟・大会議室にて受付をお願い致します。
  3. 多数の取材が重なりました場合、取材などの順番はくじ引きで決めさせて頂きます。
  4. 取材に際しましては、担当者の指示に従って下さるようお願い致します。
  5. その他に取材のご希望のある場合には、個別にご相談下さい。

プレスリリースのお問い合わせ

ご意見やご質問は下記の連絡先までお問い合わせください。

独立行政法人 放射線医学総合研究所 企画部 広報課

Tel:043-206-3026 Fax:043-206-4062
E-mail:info@nirs.go.jp

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