重粒子線治療は、がん治療に適した特徴(「重粒子線治療の特徴」)を有しています。当院では1994年以来、世界に先駆けて重粒子線治療を実施していますが、海外からの患者さんも受け入れています。重粒子線治療を希望される患者さんは、身元保証機関(医療コーディネーターまたは旅行会社)を通じて、下記までお問合せください。
メールで問い合わせください。
疾患 | 回数 | 期間 | 累積治療人数 (1994.6~2023.3) |
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頭頸部がん | 16回 | 4週 | 1,478人 |
頭蓋底 | 16回 | 4週 | 128人 |
肺がんI期 | 1回 | 1日 | 1,185人 |
局所進行肺がん | 16回 | 4週 | (上記に含む) |
肝がん | 2回 | 2日 | 825人 |
膵がん | 12回 | 3週 | 938人 |
前立腺がん | 12回 | 3週 | 4,645人 |
骨軟部腫瘍 | 16回 | 4週 | 1,469人 |
大腸がん(手術後再発) | 16回 | 4週 | 751人 |
婦人科(子宮がん等) | 20回 | 5週 | 351人 |
重粒子線治療の適応と判断されて受診すると、担当医師による診察と説明を受けたのち、治療準備を行います。治療準備としては固定具の作製、治療計画用CT撮影が必ず必要で、そのほか病気の種類によって、追加の画像検査やマーカー刺入などの処置が必要な場合もあります。治療計画用CT撮影から治療開始まで7~10日の間隔が開きますが、この間に追加検査などが必要となる場合もありますので、やむをえず一時帰国する場合などは事前に医師の了解を取ってください。また、治療期間も変更になることもありますので、検査や診察の予定も含め、帰国日についても予め医師と相談してください。滞日期間は2週間~1.5ヶ月となる患者さんが多く、平均的には1ヶ月程度です。
重粒子線治療の流れについてより詳しく知りたい方は、「重粒子線治療の流れ」をご参照ください。
日本の公的医療保険に加入していない外国人患者さんは次のようになります(費用はすべて税込)。
適応判断 | 22,000円※ 【画像検査1件につき、プラス5,500円 かかる場合があります。】 |
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初診 | 55,000円 |
重粒子線治療 | 5,280,000円 |
経過観察(フォローアップ) | 11,000円 |
(※)2023年5月1日以降にご紹介いただいた場合。