放射線医学総合研究所病院

わが国唯一の放射線診療単科病院

放医研の病院は、日本唯一の放射線診療単科病院であり、がんの放射線診療に特化した非常にユニークな存在です。悪性腫瘍に対する放射線治療・診断を中心とした先進医療や臨床試験が行われていますが、緊急被ばく医療の三次被ばく医療機関としての機能も備えています。

病棟は、患者さんのプライバシーを守り、家族との触れ合いを重視するとともに、高いアメニティーと優れたユーティリティーを考慮して設計されています。病院を支えるスタッフは、世界に例を見ない診療技術の確立を通して、近隣アジアや欧米諸国に対する国際貢献の役割も担っています。

医療相談に対する窓口を開設

放医研による重粒子線がん治療の評価が高まるにつれて、全国からがん治療に関わる多くの医療相談が寄せられています。病院では、専任担当者による電話相談コーナーを設置し可能な限り適切なアドバイスのできる体制を整えています。また、週2日は医師による相談外来(セカンドオピニオン外来)を設け、専門的な医療相談にも対応しています。

[連絡先]
事務課 相談窓口
TEL:043-284-8852
受付時間:平日(月~金)
午前 9:30-12:00
午後 13:00-15:15

万全な体制と綿密な計画のもとに実施される臨床試験

「重粒子線がん治療臨床試験」とは、放医研の医療用重粒子線がん治療装置HIMACを使用して行われる臨床試験のことを言います。これらは様々ながんの症例に対し、重粒子線がん治療の安全性と有効性を検証し、また優れた治療効果を発揮できる疾患を見出すことを目的として実施されます。

重粒子線によるがん治療は、臨床試験実施上の検討組織である「重粒子線治療ネットワーク会議」をはじめ、「計画部会とその分科会」「評価部会とその研究班」「放射線治療部会」等、所内外の専門家・有識者からなる委員の協力を得て、倫理面を配慮しつつ科学的に遂行されています。

先進医療として承認された重粒子線がん治療

1994(平成6)年に、治療が開始されました。臨床試験の初期段階では、肺や皮膚等に強い早期反応(副作用)を認めた症例や重篤な消化管の副作用を認めた症例がありましたが、適切な照射線量の把握や照射法の改善により現在ではこれらの問題点は、解決されました。これまで蓄積された臨床試験データをもとに、より治療効果の高い照射治療が行われており、多くの症例において病巣制御や症状改善の効果が得られています。
病院の臨床試験ではほとんどの部位で、他の治療法では治癒が困難な症例を治療対象としています。特にエックス線に抵抗を示す腫瘍(腺がん、腺様嚢胞がん、悪性黒色腫、肝細胞がん、肉腫等)で顕著な有効性が認められています。2003(平成15)年10月に厚生労働省により先進医療に承認されました。

お問い合わせ

【放医研病院・代表】 Tel:043-206-3306

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