「千葉市科学フェスタ2018」に参加しました


平成30年10月6,7日に千葉市科学館きぼーるで開催された「千葉市科学フェスタ2018」に参加しました。

「からだの中の細胞の世界・・・顕微鏡でのぞいてみよう!」のブースでは、放射線照射で生じたDNAの傷や、がんの組織標本のバーチャルスライド、解剖した煮干しの臓器標本を観察しました。色々な臓器の模型を何気なく見ている来場者に、「がんを模した部分があります!」と話すと驚いていました。正常な組織とがんの病変を細胞レベルで観察できるバーチャルスライドでは、それぞれの見た目の違いに興味を持ち、熱心に説明を聞く方々の姿が印象的でした。小さなお子さんは、ヒトの臓器模型の組み立てに楽しそうにチャレンジしたり、解剖した煮干しの臓器標本を興味深そうに観察していました。「自宅でも煮干しの解剖をしたい!」などの意見を頂くこともできました。

「宇宙には放射線がいっぱい~宇宙放射線の足あとをのぞいてみよう~」と題したトークイベントでは、宇宙では炭素や鉄など重たい原子のイオンが光速で飛び交っていること、それらが宇宙飛行士などヒトに当たった時の健康影響が心配されるので、プラスチックを使って宇宙放射線を測る研究をしていることをお話しました。「宇宙はどんなところだと思う?」「イオンはどのくらいの速さで飛び交っていると思う?」など質問を投げかけると、お子さんも大人の方も積極的に答えてくれ、また質問を投げかけてくれました。最後に、ガラスビーズをレンズ代わりにした顕微鏡を手作りして、実際に国際宇宙ステーションに搭載したプラスチックに宇宙放射線が当たってできた跡を観察してもらいました。「見えた?」と聞くと、「黒いぼつぼつが見えた!」「宇宙放射線が当たった跡がこんな風に見えるんですね」といった感想が聞かれました。

来場者の皆さんと科学を通じてお話ができた楽しいひと時となりました。研究の一端をご覧頂き、QST放医研の活動や放射線の科学に関心を持っていただけるよう取り組んでいきます。

ブース展示の様子
ブース展示の様子

ブースに寄せられた来場者の声
ブースに寄せられた来場者の声

トークイベントの様子
トークイベントの様子

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