肺がん:適応となっている疾患について

5. 乳がんFAQ

Q1: 重粒子線による乳がんの治療は世界でも初めてということですが、安全性や効果はどうなのでしょうか?
A1: 乳がんそのものを体系的に治療したことはありませんが、乳がんが他の臓器に転移したものは何度か治療の実績があります。また胸部のがんということでは、肺がんなどで実績があります。それらの結果から、乳がんへの効果、治療の安全性が推定されています。
Q2: 重粒子線による乳がんの治療は手術を伴わないのでしょうか?
A2: 臨床試験の最初の段階(第義)は、がん細胞がきちんとなくなったかどうかを確認するために、手術を予定しています。その後の臨床試験(第響)では手術せずに経過を見ます。
Q3: 重粒子線による乳がんの治療は痛みや熱を伴うのでしょうか?
A3: 重粒子線によるがん治療は、痛みや熱を伴いません。
Q4: 重粒子線による乳がんの治療は入院が必要でしょうか?
A4: 原則として必要ありませんが、通院が困難な場合は入院も可能です。
Q5: 臨床試験に参加できる方の条件はどのようなものがありますか?
A5: まず、通常型の乳がん(浸潤性乳管癌)と診断された未治療の60歳以上の女性の方で、しこりの大きさが2cm以下の方です。さらに、しこりが皮膚から5mm以上深いところにあり、エストロゲン受容体が陽性、HER2が陰性で、リンパ節やほかの臓器に転移がない方です。
Q6: 臨床試験に参加したいのですが、どのように申し込めばよいのでしょうか?
A6: 医師による診療情報提供書(紹介状)が必要になりますので、まずは主治医にご相談下さい。臨床試験に合致すると主治医が判断した場合、主治医から放医研宛に、診療情報提供書(紹介状)をFAXしていただきます。受診は予約制となっております。
Q7: 臨床試験に参加するには同研究所による審査があるということですが、どのような審査ですか?
A7: 放医研の担当医が、適応があると判断したあとに、さらにキャンサーボードにおいて参加できる方の基準に合っているかなどを審査します。
Q8: 治療に伴う費用負担はないということですが、全く費用がかからないのでしょうか?
A8: この治療方法はまだ研究段階のものですので、まだ健康保険の適用になっておりません。従って、今回の治療に要する費用のうち、重粒子線照射開始日から照射終了日までの費用(重粒子線照射およびそれに関連する費用を含む)はすべて放医研が負担することになります。しかし、治療前後の検査等そのほかの診療は全て保険診療の範囲内で行われ、自己負担が発生します。
Q9: 臨床試験に参加するには、締切とか、何人まで募集してその中から決める、とかはあるのでしょうか。
A9: 2016年4月より第響蟷邯海飽楾圓靴討い泙后B茘機伸響蟷邯海嚢膩很20人の方に治療し、経過をみます。試験への登録は、適格症例中の先着順で決まりますが、検討が必要な場合はプロトコール運営委員会で協議して決定いたします。

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  1. 当院を受診していただくに際して

  2. 重粒子線治療の適応

  3. 重粒子線治療の方法

  4. 重粒子線治療の流れ

  5. 乳がんFAQ
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