国際交流

放医研は、国際機関あるいは外国の大学・研究機関との協力・交流、発展途上国の放射線作業従事者への技術協力を積極的に推進し、人体におよぼす放射線リスクの低域および放射線の平和利用に関する研究に、世界的に取り組んでいます。

国際機関への参加・貢献

放医研は、我が国の放射線安全研究・緊急被ばく医療・放射線医学研究の中核機関として、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、世界保健機関(WHO)、国際放射線防護委員会(ICRP)や国際放射線単位測定委員会(ICRU)等の専門家会議に年間延べ50名前後の役職員を派遣して、国際的な放射線防護基準の策定等の活動に積極的に参加・貢献をしています。

また、国際原子力機関(IAEA)、経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)、アジア太平洋地域における原子力科学技術に関する研究、開発および訓練のための地域協力協定(RCA)あるいはアジア原子力協力フォーラム(FNCA)にも専門家を派遣しているほか、国際会議を開催する等、放射線研究分野の国際交流において、主導的な役割を担っています。

2006(平成18)年1月23日には、低線量放射線の生物学的影響の研究分野で、3年間IAEAの協働センターに指定されました。この協働センターとしての活動の成果が認められ、新たに2009 (平成21) 年12月、従来の協働分野である「放射線生物影響」に、「分子イメージング」及び「重粒子線治療」の研究分野を加えて3分野で4年間、IAEA協働センターの指定を受けました。それ以降、そして2014(平成26)年1月にさらに4年間の指定更新を受けて、放医研は放射線影響分野及び放射線医療分野での総合的な協働センターとして研修事業を中心とした活動を実施しています。

また、2013(平成25)年9月、放医研はWHO協力センターにも指定され、放射線緊急事態への準備の強化と緊急被ばく医療ネットワーク(REMPAN)への協力など5分野で活動を積極的に展開しています。

このように、放医研は、放射線医科学の専門機関として、国際機関と連携しながら、研究成果を国内のみならず国外にも還元し、世界の人々の健康のために貢献していきたいと考えています。

機関名概要
(放医研との関係等)
外部リンク
アジア原子力協力フォーラム
(FNCA)
FNCAhttp://www.fnca.mext.go.jp/index.html
世界健康安全保障イニシアティブ
(GHSI)
GHSIhttp://www.ghsi.ca/english/index.asp
国際原子力機関
(IAEA)
IAEAhttp://www.iaea.org/
国際放射線防護委員会
(ICRP)
ICRPhttp://www.icrp.org/
国際放射線単位測定委員会
(ICRU)
ICRUhttp://www.icru.org/
国際標準化機構
(ISO)
ISOhttp://www.iso.org/iso/home.html
経済協力開発機構原子力機関
(OECD/NEA)
OECD/NEAhttp://www.oecd-nea.org/
原子放射線の影響に関する
国連科学委員会(UNSCEAR)
UNSCEARhttp://www.unscear.org/
世界保健機関(WHO)WHOhttp://www.who.int/en/

海外研究機関との研究協力

研究の効率的推進、研究能力の向上等を図ることを目的に、放医研では外国の多くの研究機関と研究協定などを結び、対等の共同研究を推進しています。
2015(平成27)年12月末現在で19カ国1地域の45大学・研究所およびIAEAと、計48件の協定または覚書を結んでいます。

写真

炭素線がん治療に関するNIRS-MedAustron合同シンポジウム [オーストリア/ウィーナー・ノイシュタット 2013(平成25)年12月]



放医研が研究協定・覚書を結んでいる海外の研究機関[2017(平成29)年10月現在]

画像(クリックすると拡大)

国際オープンラボラトリー
第3期国際オープンラボラトリー (英語)
第1~2期国際オープンラボラトリー (英語)

国際支援

トレーニングコースの開催


写真 写真

放医研は、IAEAにアジア地域に被ばく医療の教育センター Capacity Building Center(CBC)に指定され、IAEAとの共催で'2017NIRSアジア被ばく従事者育成トレーニングコース' を行った。【2017年9月】


外国人研究者の受け入れ

外国人研究者の年次別受け入れ数の推移

国内外の各種制度を活用して、外国人研究者を積極的に受け入れています。 その数は、2011(平成23)年度から2014(平成26)年度の第3期中期計画開始4年間で、約2,000人にのぼりました。(施設見学を含む)

画像:外国人研究者の年次別受け入れ数の推移グラフ

放医研職員の海外派遣

放医研職員の年次別渡航者数の推移

放医研の成果を発表することを目的に、職員を積極的に海外へ派遣しています。2011(平成23)年度から2014(平成26)年度の第3期中期計画開始4年間に、国外の研究機関、あるいは国外で開催された学会・研究集会に参加・発表した放医研職員は、約1,500人にのぼりました。

画像:放医研職員の年次別渡航者数の推移グラフ

連絡先

放射線医学総合研究所 企画部研究推進課

〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1
Tel:043-206-3025 Fax:043-206-4061
E-mail:kokusai@qst.go.jp

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