ごあいさつ


放射線科学を通じて、人々の健康と、安全で、安心な社会づくりに貢献します。

    国立研究所放射線医学総合研究所は、放射線の人体への影響・予防、並びに放射線の診断・治療などの医学的利用に関する研究開発等を総合的に行うことにより、放射線医学に関する科学技術の水準の向上を図ることを目的として、1957年に設立されました。
近年は、重粒子線によるがん治療研究や生体における分子レベルの変化を画像化する分子イメージング研究などの「攻めの研究」と、放射線の生体影響の解明や放射線防護、緊急被ばく医療研究などの「守りの研究」を推進するとともに、これらの分野の人材育成・研修事業をおこなってきました。これらの研究、業務を円滑に遂行するために、医学、生物、物理、化学といった幅広い分野の強い連携がなされ、世界的にもユニークな研究所であります。特に、2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故では、緊急被ばく医療体制が速やかに機能し、それまで当研究所が培ってきた放射線研究の総合力を最大限に発揮し、全所一丸となって復興に尽力することができました。
平成28年4月1日から、当研究所は日本原子力研究開発機構の量子ビーム部門と核融合部門と統合し、国立研究開発法人量子科学技術研究機構・放射線医学総合研究所(放医研)として新たに出発しました。それまでの放医研での研究に加え、量子科学技術に関する基礎研究も行うこととなりました。放医研のみならず量子ビーム部門、核融合部門で開発した量子科学技術を活用した医学利用分野の開発・生命現象の新たな課題の探索に取り組み、異なる専門領域が融合する場から、新しい技術・知識の創造を行いたいと思います。同時に、原子力災害対策と放射線防護研究を推進する中核機関として実績を着実に積み重ね、人々の健康と、安全で、安心な社会づくりに貢献してまいります。

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
放射線医学総合研究所
所長 野田 耕司
平成28年10月1日

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