UNSCEAR: United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation
(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)

【沿革・目的】

UNSCEARは国際連合傘下の科学委員会であり、1955年に国連総会決議に基づいて設置されました。国連におけるUNSCEARの役割は、環境における電離放射線と放射能の観測されたレベルに関する報告、そして人とその環境に対する電離放射線の影響に関する報告等を評価し、これらを適切で有用な形にまとめ、国連総会に報告することです。2014年8月時点の委員会加盟国は米・仏・日等27カ国で、これら加盟国を代表する科学者からなる委員でUNSCEARは構成されており、年に一回の会合を開催しています

写真

第61回UNSCEAR会合の模様(2014年7月開催)

【活動内容】

発足当時UNSCEAR は、当時の世界情勢を反映して核実験による放射性降下物からの線量評価に重点を置いています。その後、大気圏内核実験の縮小に伴い、活動の対象が原子力の平和利用に付随する諸問題に拡大され、放射線による環境・健康影響についての科学的成果の評価に主眼を置くようになってきました。
加盟27カ国を代表する科学者がUNSCEARに参加し、環境における放射線源に関する学術調査データ、医療被ばく、職業人被ばく、公衆被ばくに関する調査データ、放射線の人の健康ならびに環境への影響やチェルノブイリ事故による影響などについて、学術データを収集・蓄積・検討し、国連加盟国に対して報告書の形で提供します。その報告書は、加盟各国における放射線防護・安全に関する様々な検討の基盤となる信頼性の高いデータを多く蓄積しており、有用なデータベースとして活用されています。

【放医研からの協力】

1960年より放医研の所長・理事長がUNSCEAR日本政府代表に就任しており、現在は理事長の米倉義晴がUNSCEAR日本政府代表を務めています。2014年4月より、国際連携推進室がUNSCEAR国内対応委員会の庶務を務めています。

連絡先

放射線医学総合研究所 企画部国際連携推進室

〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1
Tel:043-206-3025 Fax:043-206-4061
E-mail:kokusai@nirs.go.jp

  • 教材資料アニメーション
  • 原発事故関連
  • 受賞・表彰一覧
  • 患者さん・研究に参加された方へ

ページの先頭へ戻る